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東京スカイツリーのデザイン 亀井氏が講演 伝統美と最先端技術を融合
伊勢新聞政経懇話会六月例会は二十九日、津市大門の津都ホテルで開き、五月開業した東京スカイツリーの全体デザイン統括を担った、亀井忠夫・日建設計常務が「東京スカイツリーのデザイン」と題して講演した。亀井氏は、デザイン化に当たり、スカイツリーの建つ隅田川河畔を江戸期の浮世絵師・歌川広重が描いた作品を参考にしたことや、ツリーの外観色を日本の伝統色である「藍混じりの白」に決めたことなど、日本の伝統美と最先端技術の融合を進めた開発経緯を詳しく語った。 亀井氏によると、スカイツリーは東武鉄道を主体とする会社が所有し、当初「時空を超えた風景をつくってほしい」と要請を受けたという。地形の都合から底部を三角形にせざるを得ない「構造的には非常に難しい形」になった中で、担当チームだけでなく社内コンペを実施して幅広く意見を募集。 構造の技師と議論を重ねた結果、「底部は三角、上部は丸」のシンプルなものにすることになったという。それにより、反った形の「そり」や、上に向かって凸型に膨らむ「むくり」という「日本の美意識を表徴するしなやかな造りになってきた」とした。 同ツリーは「斜めから見るとタワーが非対称に見えるのが大きな特徴。首都高速を走りながら見ると、見る場所によって随分見え方が変わってくる」と述べた。「地盤があまり良くないのが苦労した点」と言い、地下五十㍍と三十五㍍に壁状のくいを打ったと説明。巨大地震の揺れをシミュレーションして、最上部の地上六百㍍付近の相当な揺れを「どう抑えるかを、現代の最先端技術を入れた」とした。 塔の上部のコンクリート製の筒と、内側にある鉄骨の揺れ方の違いを利用し、互いの揺れを減らす(相殺する)構造にしたとし、「二千年に一度くらいの(巨大)地震でも倒壊しない設計」と語った。 【講演する亀井氏=津市大門の津都ホテルで】
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| 2012-06-30 16:06
| 掲載紙面より
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